ポータブル電源は普段使いできるの?
このような疑問を抱いた事はありませんか。
ポータブル電源は災害時・キャンプの際など安心で便利を生むアイテムです。
とはいえ、日常的に使用しないのに数万円~数十万円かけて購入するのはちょっと…と考えている方もいますよね。
そこで、この記事では「ポータブル電源を普段使いする方法」をご紹介します。
災害時の非常用として眠らせておくのはもったいないです。
ポータブル電源をこれから購入する方も、すでに持っていて日常使いに困っている方もぜひ参考にしてください。
ポータブル電源の普段使い方法を紹介
結論を言うと、ポータブル電源は普段使いが可能です。
むしろ、日常的に使わないとせっかく買ったのにもったいないといえます。
ここでは、ポータブル電源を普段使いする方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
リビングや食卓で使う
基本的には備え付けのコンセントで間に合うかもしれません。とはいえ、「コンセントが余っていない」「コードが届かない」といった場面を経験したことはありませんか。
具体的に言うと、プロジェクターを使いたいけどコードまで届かない、携帯用ゲーム機を自由な場所でしたいなどコンセントに縛られないようにするためにはポータブル電源の活用が最適です。
ポータブル電源の容量にもよりますが、扇風機や暖房器具など、ポータブル電源を用いればコンセントが届かずに諦めていた場所でも使用できます。
電気代の節約になるのも嬉しいポイントです。
屋外(庭や車内)で使う
コンセントのない庭やコンセントのない車内などもポータブル電源を活用できる場面です。
たとえば、庭でバーベキューやDIYをする際など、ポータブル電源があればコンセントが必要になる家電や器具が使用できます。
DIYで使用する工具はバッテリー駆動のものも多いですが、パワーを求めるならコード式のものがいいです。とはいえ、延長コードを引っ張るのは面倒ですよね。ポータブル電源であれば使用したい場所に持って行くだけで使用できるので、庭のあらゆる場所で電動工具が使用ができます。
車内においては掃除をする際にとても重宝するはずです。コード式の掃除機を使用する場合にはポータブル電源が大活躍します。コードレスの掃除機はバッテリーを気にする必要がありますが、コードタイプの掃除機でもポータブル電源に繋げればバッテリーを気にせず掃除ができます。
また、高圧洗浄機のと相性も抜群です。高圧洗浄機の電源を取る際に本体の設置場所を考えるのですが、ポータブル電源があれば気になりません。今まで届かなかった場所でも洗浄ができますね。
在宅勤務で活躍する
在宅勤務でパソコンを使用する場合、コンセントのある場所でパソコン作業をする事が多くなり、集中力が続かない方も多いです。また、モニターなどを接続するとコンセントが足りない場合もあります。
そこで、ポータブル電源を導入すれば自由な場所でパソコン作業ができますし、コンセントが足りない場合でも困りません。
また、パソコン以外の用途でも活躍します。たとえば、扇風機・電気毛布・パネルヒーターなどの冷暖房器具やスマホの充電などさまざまな用途で使用できるので、在宅勤務の環境が改善するはずです。
在宅勤務でコンセントが不足している場合はポータブル電源の導入も考えてみてくださいね。
ポータブル電源を普段使いするメリット
ポータブル電源は普段使いできるアイテムなのは理解いただけたでしょうか。
とはいえ、わざわざ普段使いするのは面倒だ、日常的には使わないと考える人もいるかもしれません。
実は、ポータブル電源を普段使いすると以下のようなメリットがあります。
- 電気代の節約(ソーラーパネルの併用でさらに節約可能)
- 災害時の備え
ポータブル電源を普段使いすれば電気代の節約になる
ポータブル電源は充電したバッテリーにより電気が供給されるため、当然ながら電気代がかかりません。
電力消費が大きい家電はあまり長時間使用できませんが、扇風機やパネルヒーターなどの省電力家電は長時間使用が可能です。
また、ソーラーパネルを使用すれば、ポータブル電源の充電も電気代がかかりません。
微々たるものかもしれませんが、積み重なれば大きな節約になるのでおすすめです。
災害時の備え
ポータブル電源は災害時にこそ大きな力を発揮します。
普段使いしていないと、いざ使おうと考えた際に操作方法がわからず苦労する場合も多いです。
ポータブル電源を普段使いしておくと、緊急時にも操作方法などで困る心配はありません。
災害時の備えとして普段使いしておくのもメリットのひとつです。
ポータブル電源を普段使いする際に気を付ける事
ポータブル電源は普段使いにも有効ですが、気を付けるべきポイントがあるので紹介します。
適切に使用しないと、故障やトラブルの原因となるので、ここで紹介する注意点をぜひ覚えておきましょう。
出力不足による問題
ポータブル電源の定格出力には注意が必要です。
ポータブル電源はそれぞれ定格出力が設定されており、その出力を超える消費電力が必要な電化製品は利用できません。定格出力とは、「指定された条件下で達成できる最大の電力」を指します。
例えば、1,200Wのドライヤーを使用する場合、定格出力が1,200W以上のポータブル電源が必要です。
利用シーンが明確になっていない場合は、予防のために定格出力が大きいポータブル電源を選ぶことをおすすめします。
使う場所は考えよう!
ポータブル電源は使い勝手がよく普段使いにも便利なアイテムですが、電気を使うため当然ながら水場では使用できません。
水場で使用すると、感電などのリスクが大きいです。
また、雨が降る日の屋外使用も同様に、感電事故やポータブル電源の故障に繋がります。
普段使いできるとはいえ、使う場所は考えて使用しましょう。
こまめな充電確認を!
普段使いしていると、充電がどれくらいなのか見落としがち。
いざ緊急時で長時間使用したい際に、充電が少ない!などとならないよう普段からこまめに充電の確認をしましょう。
過充電はバッテリーの寿命を早めてしまうため、充電のしすぎもよくないです。
普段使いしていればバッテリーの残量を日々確認できるので、ポータブル電源にも負担をかけにくいと言えます。
普段使い用のポータブル電源と、災害時用のポータブル電源を2台持ちする方もいるので、余裕があれば2台持ちした方が便利です。
ポータブル電源は普段使いにもおすすめ!
この記事では、ポータブル電源を普段使いする方法について解説しました。
ポータブル電源は、災害時・キャンプ・車中泊などの用途で使用されるイメージが大きいですが、普段使いのアイテムとしても優秀でとても便利です。
普段使いしていれば、災害の際も操作方法で焦る事はありませんし、日々バッテリー残量を確認して使用できるので、ポータブル電源そのものにも負担をかけにくいといえます。
この記事を参考に、ポータブル電源を普段使いしてみてくださいね。